地下鉄サリン事件の発生から30年が経つのを前に、オウム真理教の主要拠点があった山梨県では警察官が教団の危険性を訴えるチラシを配りました。

 オウム真理教の主要拠点があった山梨県内の旧上九一色村では、1995年の地下鉄サリン事件後に麻原彰晃こと松本智津夫元死刑囚が拠点内の隠し部屋で発見されました。

 事件の発生から今月20日で30年になるのを前に、山梨県警の警察官が教団の危険性などを訴えるチラシを配りました。

 JR甲府駅では19日午前7時半からおよそ500部を配布し、受け取った人たちに注意を呼び掛けました。

甲府署 小林邦明警備課長 「教団は10代や20代をターゲットとして勧誘活動をしていると聞いております」

 山梨県警は今後も活動を続けたいとしています。