テレビ朝日は会社経費の不適切使用やパワーハラスメントを行っていた社員に対し、懲戒処分を行いました。
バラエティー番組担当である第2制作部のエグゼクティブディレクターの社員は2019年から今年にかけて、個人的な会食の費用を会社に請求するなどして、およそ517万円を不正に受け取っていたことが弁護士の協力のもと行った社内調査で分かりました。
また、複数のスタッフに対し、パワーハラスメントに該当する発言などが確認されました。
この社員は不正に受け取った全額をすでに返済しました。
テレビ朝日はこの社員に対し、19日付で「降格」の懲戒処分を行いました。
さらに、上司らに対しても懲戒処分を行いました。
テレビ朝日のコメントです。
「重大なコンプライアンス違反となる事案が発生したことを重く受け止め、視聴者、関係者の皆様の信頼を裏切る結果になったことを深くおわび致します。再発防止策を早急に策定・実行するとともに、ガバナンスを強化し、信頼回復に努力して参ります」