日本と中国、韓国による3カ国外相会議が行われ、日中韓の首脳会議について、なるべく早い時期の開催に向け調整を加速することで合意しました。
岩屋外務大臣 「(日中韓は)隣国として難しい問題に直面することもございます。そうしたなかでも未来志向の交流と協力を推進することは極めて重要」
岩屋外務大臣と中国の王毅外相、韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外相との会議は、およそ1時間半行われました。
少子高齢化などの共通の課題解決に向け協力していくことで一致しました。
また、ロシアへの軍事協力を行っている北朝鮮についても意見を交わしました。
そのうえで、日本で予定されている日中韓の首脳会議をなるべく早期に開くよう作業を加速することで合意しました。
一方、中国の王毅外相は今年が「抗日戦争勝利80年」であることに言及し、「歴史を反省することで未来を切り開くことができる」と述べ、日本側に釘をさす場面もありました。