運営会社の不適切な取引で使用停止処分を受けていた塩釜市魚市場が、1カ月ぶりに業務を再開しました。
塩釜港にはマグロはえ縄船7隻が入港し、クロマグロなどを水揚げしていきました。
この問題は塩釜市魚市場の運営会社が、水揚げ代金の一部を架空会社を通じて漁船側に支払い、市にうその報告をし施設使用料を免れたもので、市が運営会社に、1カ月間の使用停止処分を出していました。
業務の再開に、買い受け人などからは、安堵の声が聞かれました。
【買受人】
「1カ月ぶりで、活気が戻ってきた。一安心です。お客さんも多分これを機に戻ってきてくれると思います」
運営会社は「再発防止策を徹底し、透明性と公正さを重視した市場運営に努める」とコメントしています。