石破総理大臣は防衛大学校の卒業式で訓示し、日本への武力侵攻を未然に防ぐために防衛力を強化する重要性を強調しました。

石破総理大臣 「武力侵攻が起きた時、当たり前だった日常が失われることは、ウクライナを見れば明らかです。さればこそ武力侵攻といった脅威が我が国に及ぶことがないよう抑止力を強化しなければなりません」

 また、自衛隊には「最高の栄誉が与えられるべきと考える」としたうえで、「働きがいを実感し、退職後も活躍」できるよう「先頭に立って処遇改善に取り組む」と強調しました。

 今年の防衛大学校の卒業生は363人で、このうち自衛官にならない任官辞退者は40人でした。