肺炎などで先月14日から入院していたローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇(88)が退院しました。

フランシスコ教皇 「皆さんありがとう」

 ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は今月23日、入院していたローマの病院のバルコニーに姿を現し、集まった人々にメッセージを送りました。

 その後、車の助手席に乗ってローマの「サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂」を訪れた後、自宅のあるバチカンに戻りました。

 フランシスコ教皇は先月14日、気管支炎の疑いで入院し、両側の肺炎や腎不全などと診断されました。

 担当医師は「教皇は入院中に2度にわたり危険な状態に陥ったが、順調に回復している」と説明しました。

 退院後は、少なくとも2カ月間の療養が必要だということです。