先週、底堅い値動きを見せた日経平均株価。週末は3万7677円で取引を終えました。

 今週は“トランプ関税”への警戒感から、不安定な値動きとなる可能性があります。

ニッセイ基礎研究所 井出真吾氏 「来週4月2日には詳細が発表されるとみられている。1週間を切ってくるので、全世界的に相互関税を予定通り課すのか、一部の国に限定するのかが、一番の注目になる。アメリカの景気減速が改めて意識されるようなことがあれば、リスク回避の円買い、ドル売り円買いの形につながりやすい」

 井出氏は、今週は3万6500円から3万8500円の幅で推移するのではと予想しています。

井出氏 「28日金曜日には“配当落ち”というイベントがある。日経平均が機械的に下落するということ。下落幅は、おおむね300円前後と予測されているので、実態として株価が横ばいでも、日経平均は28日の寄り付きに300円ほど下がる可能性がある」

(「グッド!モーニング」2025年3月24日放送分より)