東京・港区にある山手線の駅周辺で進められている大規模再開発「高輪ゲートウェイシティ」の一部エリアが27日、街開きを迎えます。
JR東日本が車両基地の跡地に開発する「高輪ゲートウェイシティ」は南北1.6キロ、広さおよそ10ヘクタールに及び、駅と街が一体化した複合都市では国内最大規模です。
2020年に誕生した山手線「高輪ゲートウェイ駅」には新たな改札口が完成し、イベントスペースなども新設されます。
駅に直結する2棟の複合ビルには商業施設やオフィス、多目的ホールなどが入り、秋にはホテルも開業します。
デリバリーや警備をするロボットが自律走行するほか、人の移動をサポートする自動走行モビリティも回遊するなど人とロボットが共存できる環境も整備されています。
交通系ICカード「Suica」とJR東日本とKDDIが連携して開発した街独自のアプリを連携させたサービスも始まります。
全面開業は住居棟など残り3棟が完成する2026年春の予定です。