宮城県と同じく宿泊税の導入を目指している郡仙台市長は、導入開始の時期を早期に発表するよう宮城県に求めました。一方で導入が延期になったとしても、宮城県とは歩調を合わせていく考えです。

 郡仙台市長「例えば、2025年度末の3月からの導入だとすれば、2025年度の収入はほとんど無くなりますので、できるだけ早い方がありがたいです」

 郡仙台市長は、宿泊税の導入開始時期を宮城県と合わせる方針を示しています。8日の会見では、その時期について宮城県と仙台市の担当者間で調整しているとした上で、早期に発表するよう宮城県に求めました。

 その一方で、たとえ県の導入が延期されたとしても、時期を合わせる方針は変わらないと述べました。

 郡仙台市長「仙台市は200円、宮城県が100円分上乗せになることで、仙台市の宿泊事業者は二重に手間がかかってしまうことになります。その点を考慮すると同時にスタートするのが良いと思います」