フランシスコ教皇が広島を訪れた際に被爆体験を証言した被爆者からも悲しみの声が聞かれました。
被爆者 梶本淑子さん(94)
「神様みたいに素晴らしい方でした。あたたかい感じの方だった。今、思い出すと、本当に悲しく思いますね」
フランシスコ教皇は、2019年に広島を訪問した際、「戦争のために原子力を使用することは犯罪以外の何物でもない」と核兵器の廃絶を強く訴えました。
梶本淑子さん
「『片手に武器を持って平和は訴えられない』と、言われていたのがすごく印象にある。核を使うのではないかという、争いが出ている。こういう時に亡くなられるのは本当につらいと思います」