ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇の死去に、世界各国から追悼の声が寄せられています。
20日の復活祭のミサでは信者らに直接語り掛けていたフランシスコ教皇は、21日、バチカンの自宅で亡くなりました。88歳でした。
母国・アルゼンチンをはじめ、世界中から悼む声が相次いでいます。
市民 「残念です。彼は多くの人権問題に取り組んでいたので、信じられません」
イタリアのメローニ首相は、「教皇から受けた教えと遺志が失われることはありません」とコメントしました。
ロシア プーチン大統領 「強調しておきたいが、この人はロシアに極めて好意的に接してくれた。我々はこのことを忘れない」
アメリカ トランプ大統領 「教皇に敬意を表し、国中の旗を半旗とする大統領令に署名した。彼は良い人だった。よく働き、世界を愛した」
また、石破総理は「国際社会にとって大きな損失です。心から哀悼の意を表します」とする談話を発表しました。
教皇の葬儀は6日以内に行われ、20日以内に新たな教皇を選ぶ「コンクラーベ」が行われます。