太平洋戦争末期、鹿児島県阿久根市沖の戦闘で、旧日本海軍の戦闘機「紫電改」を操縦し戦死した隊員の慰霊祭が行われました。
海に沈んだままとなっているこの紫電改は、80年前の太平洋戦争末期、アメリカの爆撃機B-29を迎え撃つため出撃しましたが、被弾し不時着しました。
先週、行われた機体の潜水調査では、新たに左右の翼と翼の機銃が確認されました。
21日、阿久根市でこの紫電改に乗っていた林喜重大尉の慰霊祭が行われ、関係者らが参列しました。
地元の市民団体は、引き揚げの方法などを検討し、今年中に、引き揚げたいとしています。