3回目の備蓄米の入札が進められるなか、江藤農林水産大臣は4回目以降に放出される見通しの2022年産米などを試食し、品質管理に問題はないとアピールしました。

 試食会で用意されたのは、2022年から2024年に収穫された茨城県産の「にじのきらめき」です。

 「コシヒカリ」に比べて暑さに強いほか、多く収穫できる品種です。

江藤農水大臣 「どれもうまいと思いますよ。(年産の違いは)私は分からない」

 23日から始まった3回目の入札分がすべて落札されれば、2024年産、2023年産の合わせておよそ31万トンが放出されることになります。

 ただ、4回目以降は2022年産が放出される見通しで、味や品質に対する消費者の不安を払拭する狙いがあるとみられます。