ロシア軍がウクライナの首都キーウに大規模なミサイル攻撃を行い、8人が死亡しました。北朝鮮製のミサイルが使われたとみられています。

 ミサイルの落下と同時に市街地に閃光(せんこう)が走り、各地で煙が上がっているのが確認できます。

 地元メディアなどによりますと、ロシア軍が24日未明、キーウでミサイルやドローンなどによる大規模な攻撃を行いました。

 少なくとも8人が死亡、子ども6人を含む70人以上がけがをしたということです。

 また、複数の人ががれきの下敷きになっているとみられ、救出活動が行われています。

 ロイター通信はウクライナ軍当局者の話として、今回の攻撃には北朝鮮製の短距離弾道ミサイル「KNー23」が使われたと伝えています。

 ウクライナのシビハ外相はSNSで「今回の残忍な攻撃は、ウクライナではなくロシアこそが和平の実現を阻んでいることを示している」と非難しました。