宮城県内の華道家の作品を集めた春のいけばな展が2年ぶりに開催されています。

 「春のいけばな展」は青葉区のせんだいメディアテークで5日から開かれています。去年は新型コロナの影響で中止したことから2年ぶりの開催です。

 会場には8つの流派の華道家60人が制作した56点の作品が展示されていて、花の選び方や生け方、大きさなどそれぞれの個性が楽しめます。

 県内の流派、道風流(どうふうりゅう)の華道家3人が共同で制作した作品です。空間をたっぷり使った大きさと桜とガーベラ、ユリなど和洋の花々の共演がみどころです。

 ひょろ長い枝が目を引くユニークな作品。観葉植物のストレリチアの葉を干して金色に着色し、柳の枝先にあしらいました。

 春のいけばな展は作品を入れ替えて8日まで開催されています。