3月も食品など暮らしに身近な様々な商品で値上げが続きます。原材料価格の高騰に加え、ウクライナ情勢の緊迫化などによる原油高騰も影響しています。

 原油価格の高騰は、燃料や物流コストの上昇を招き様々な食品の価格に影響しています。

 マルハニチロは、サバやツナなどの缶詰・瓶詰やちくわなどの練り商品を最大で約15%値上げします。

 また、伊藤ハムはハム・ソーセージなどを最大12%、ヤマサ醤油はしょうゆ全商品を最大10%値上げ、味の素AGFはコーヒー類で価格や容量の改定に踏み切ります。

 日用品では、大王製紙がキッチンタオルやティッシュペーパー、トイレットペーパーなど家庭用の全ての製品で15%以上の値上げを発表しています。

 一方、食用油の原料である菜種が主要産地の天候不順により高騰している影響などで、3月から味の素がマヨネーズを最大約9%、キューピーがマヨネーズやドレッシング、タルタルソースなどを最大10%値上げします。

 消費者「だんだん日々暮らしにくくなってきますね。高くなって追いつきません働いてますけど」「いつもまとめ買いしてるんですが、前もって買っておいたから少しは楽だけど、これからがどうなるか大変だなと思ってます」

 こうした中、みやぎ生協では、値上げとなった商品の特売のほか、旬の食品の積極的な売り出しなどを通して、買い物客の満足度を高めるよう努めたいとしています。