ロシアによるウクライナへの軍事侵攻について、宮城県議会はロシアに対し即時に攻撃を停止し、部隊の撤収を強く求める決議を全会一致で可決しました。

　県議会は３日の本会議で、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に抗議する決議を全会一致で可決しました。

　決議では、ロシアの軍事侵攻は「明らかにウクライナの主権及び領土の一体性を侵害し、武力の行使を禁ずる国際法の深刻な違反で国連憲章の重大な違反」としています。

　そのうえで、ロシアに対し厳重に抗議するとともに、即時に攻撃を停止し部隊を撤収するよう強く求めています。

　また、日本政府に対してもより強固な経済制裁を求めるとともに、ウクライナに住む日本人の安全確保などに万全を尽くすよう求めています。