宮城県の白石市と名取市では、4日から子どもへの新型コロナワクチンの接種が始まりました。
白石市でこれまでに自宅に接種券が届いているのは300人分で、予約率は22%程となっています。
白石市にある柿崎小児科です。こちらの小児科では午後3時ごろから、5歳から11歳の子どもへのワクチン接種を始め、4日は10人に接種したということです。
接種した子どもの保護者「(新型コロナの感染が)心配ですし、高齢者が一緒に住んでいるので、できる予防はさせておこうと思いまして。実際かかった時を考えると、副反応の方が軽いのかな」
白石市では、5歳から11歳の子どもは1544人いて、市内3つの小児科で接種を進める予定です。
白石市によりますと、自宅に接種券が届いているのは300人分で、このうち3日までに予約を受け付けたのは22.7%に当たる68人となっています。
市の担当者は「予約数は思ったよりも少ない。子どもへのワクチン接種は全国でも始まったばかりなので、多くの保護者が副反応を心配し、受けた人から話を聞いたうえで判断する人が多いのでは」と話していました。
また、名取市でも4日から子どもへの接種が始まっていて、接種券を発送した1721人のうち予約をしたのは230人で13.4%となっています。