4月も食品など暮らしに身近な商品の値上げが続きます。原材料価格の上昇や、ウクライナ情勢の緊迫化などによる原油価格の高騰が影響しています。

 J−オイルミルズと日清オイリオグループは、食用油の価格を1キロ当たり40円以上値上げします。

 カゴメは、トマトケチャップなどの価格を約3%から9%引き上げます。

 チーズも、明治が20品で最大6.7%、森永乳業も25品で最大10.5%値上げします。

 このほか、焼きそばやレトルトカレー、菓子など、身近な食品が値上げされました。

 買い物客「油は毎日使いますから、ちょっと大変です。31日にたくさん買いました」

 「買わなければしょうがないので買いますけど、安いころの値段をもう忘れるというか、考えないでこうなんだなって思って買うようにするしかないですよね」

 今回の値上げは、原材料価格の高騰や原油高による物流費の上昇などが主な要因と見られています。

 こうした中、みやぎ生協ではプライベートブランドを含む一部の商品の価格を据え置いて、消費者の負担軽減を図りたいとしています。