宮城県涌谷町で、ラベンダーの出荷がピークを迎えています。疲れた身体と心を癒やしてもらおうと、母の日にラベンダーを贈る人も増えています。

 心地よい香りを放つのは、ハーブの女王とも呼ばれるラベンダーです。

 涌谷町花勝山の涌谷園芸ファームでは、4万鉢のラベンダーを栽培しています。

 栽培しているのは繰り返し花を付ける、ほのかという品種で甘い香りが特徴です。

 母の日に贈る花といえばカーネーションが一般的ですが、最近はラベンダーやアジサイなどの人気が高まっているということです。

 涌谷園芸ファーム手嶋一郎さん「(ラベンダーは)一度植えると、よほど枯れない限りは毎年咲きます。そういったものが母の日でも人気が出てきたのかなと」

 ラベンダーは、咲き終わった花を早めに切るとつぼみに養分が回って次々と花を咲かせ、6月いっぱい楽しめるということです。

 涌谷園芸ファームでは、5月8日の母の日までに関東地方や中部地方に4万鉢のラベンダーを出荷する予定です。