闇サイトを通じて犯行依頼を受け、宮城県柴田町の男性を殺害した罪に問われている男の裁判員裁判で、仙台地裁は懲役19年の実刑判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、愛知県岩倉市の元土木作業員森満被告(46)です。
森被告は2020年9月、闇サイトを通じて依頼を受け、柴田町の住宅で毛利哲雄さん(当時74歳)を包丁で突き刺すなどして殺害した罪に問われています。
25日の判決で、仙台地裁の中村光一裁判長は「意図的に2回刺し、殺意があった」と指摘。「金目的の犯行で同情の余地はない」として、懲役20年の求刑に対して懲役19年の実刑判決を言い渡しました。