宮城県が公表した新たな津波の浸水想定について、24日夜に名取市閖上地区で行政区長などへの説明が行われました。
説明会には行政区長など約20人が参加し、県の担当者が最悪の条件が重なった場合、閖上では震災を上回る最大で高さ10メートルの津波が襲来することを説明しました。
一方、参加者からは市が行政区長らに説明するだけで、住民説明会を予定していないことに不満の声があがりました。
「不安に思ってる人っていっぱいいるわけですよ。そういう人に説明をするっていうことが、やっぱり命を守るとなれば一番大切なことではないですかね」
こうした声を受け。、名取市は住民説明会の開催を検討するということです。