動物愛護管理法が改正され、6月1日からペットショップなどで販売される犬や猫にマイクロチップの装着が義務付けられました。迷子や飼育放棄を防ぐことが狙いです。
野口ちひろアナウンサー「マイクロチップは直径2ミリ、長さ1センチほど。これを首の辺りに注射して装着するということです」 埋め込まれた部分に読み取り機を当てると、15桁の番号が表示されます。この番号から飼い主の名前や住所、連絡先などを確かめることができます。
猫の予約で訪れた人「捨て犬とか捨て猫とか減らすには、とても良いことだと思いますね」
飼い主は、購入してから30日以内に情報を登録しなければなりません。既に飼っている犬や猫への装着は努力義務です。
こちらのペットショップでは、10年ほど前からチップを装着して販売していますが、飼い主から批判的な声は無いということです。
宮城県内で2020年度に保護された犬や猫は1800匹で、その3割以上は殺処分されています。
マイクロチップの装着が義務化されたことで、迷子や飼育放棄の防止が期待されています。