仙台市内の1週間のコロナ感染者数を予測する東北大学の調査で、今週は先週とほぼ変わらず横ばいで推移するという結果が示されました。

 東北大学大学院工学研究科の佐野大輔教授のグループは、毎週仙台市内で採取した下水から検出される新型コロナウイルスの濃度や過去の感染状況を分析し、次の1週間に発生する感染者数を予測しています。

 今週の仙台市内の感染者数は1190人と先週の実測値を10人上回り、横ばいで推移する予測が示されました。

 佐野教授は、下水中のウイルス濃度は増加していることから「今後、感染者が増える可能性もある」として、感染対策の徹底を呼び掛けています。