仙台市では今後も想定される電力需給のひっ迫に備えて、これまで行ってきた節電の取り組みを更に徹底・強化することを決めました。エレベーターは間引き運転となります。

 28日の仙台市役所二日町第二仮庁舎です。正午を告げるチャイムが鳴ると部屋の中の照明が消され、職員は薄暗い部屋の中で昼食を取っていました。

 冷房は28℃に設定され、扇風機を使って空気を循環させています。

 仙台市では節電の取り組みを以前から行ってきましたが、今回の電力需給のひっ迫を受けて更に徹底、強化することを決めました。エレベーターを間引き運転したり廊下の照明を消したりします。

 更にノー残業デーを増やして、太陽光発電の出力が下がる夕方から夜にかけての時間帯で電力の消費量を削減する考えです。

 仙台市環境企画課渡辺信一課長「率先してこういう節電、省エネの取り組みに力を入れていきたいと考えていて、市民の方々に市役所の取り組みを参考にしていただきながら無理のない範囲で節電に取り組んでいただければ」

 この節電の取り組みは、業務や体調に支障のない範囲で29日から順次行われる予定です。