仙台市は、公印や上司の印鑑を不正に使用するなどし不適切な事務処理を繰り返したとして、50代の男性職員を停職3カ月の懲戒処分としました。
停職3カ月の懲戒処分となったのは、水道局給水部に所属する50代の男性職員です。 男性職員は宮城野区建設部に在籍していた2021年12月から2022年3月までの間、上司の承認を受けずに勝手に市の公印を使ったり、上司の印鑑を引き出しから持ち出して使用したりするなどし、32件にわたって不適切な事務処理を行ったということです。
男性職員は「上司に決裁を求めづらかった」「業務量が増加し仕事が遅れがちになり手続きを飛ばしてしまった」と話しているということです。
仙台市は今後、書類作成の進ちょく状況を上司が管理するほか、公印を使用する際の手続きを徹底するなどし再発防止に努めたいとしています。