JR東日本が、乗客の少ないローカル線の区間別収支を7月中にも公表することになりました。バスへ切り替えたり自治体に支援を仰いだりといった見直しについて、地元と話し合う考えです。

 これは、JR東日本の深沢祐二社長が5日の会見で言及しました。

 先行して公開したJR西日本の基準にならうと、宮城県内では石巻線や気仙沼線、大船渡線、陸羽東線の一部が対象になる可能性があります。

 ローカル線をめぐっては、国交省の有識者検討会が鉄道会社と自治体の話し合いを後押しする方向で、7月下旬に提言をまとめる考えです。

 JR東日本が収支を公開する時期は、この提言の前後になるということです。