4月、宮城県角田市の住宅に金を奪おうと押し入り住人にけがをさせた強盗致傷などの罪で、仙台地検は25日、男4人を起訴しました。
強盗致傷などの罪で起訴されたのは、愛知県の無職、伊藤稜馬被告(20)と当時19歳の被告ら4人です。
起訴状によりますと伊藤被告らは、金を奪おうと角田市横倉の住宅に押し入り、住人の女性を羽交い絞めにしけがをさせたとして、強盗致傷などの罪に問われています。
仙台地検は18歳と19歳を特定少年とし、起訴された段階で実名などを報じることを可能とした改正少年法に基づき、当時19歳の被告の氏名を公表しました。
4月に改正少年法が施行されてから、仙台地検が特定少年の氏名を公表したのは初めてです。
仙台地検は公表の理由について「重大事案であり、地域社会に与える影響も深刻であること」などを挙げています。