若者に人気のクリエイターたちが、伊達政宗公を描いたイラスト展が仙台城址で開かれています。
青葉城本丸会館で開かれているイラスト展には、ゲームや歴史小説などで戦国武将のイラストを手掛ける5人のイラストレーターとグラフィックデザインを学ぶ学生らの作品、約40点が展示されています。
この展示会は3月の地震で騎馬像が損壊し、仙台城址の観光の目玉が失われたことから企画されました。
ゲーム「信長の野望」のイラストなどで知られる長野剛さんの作品です。兜や甲冑を身に着け、戦いに向かう姿をファッショナブルに描いています。
インターネットや歴史イベントで活躍する若者に人気の墨絵師、御歌頭さんが描いた政宗公です。墨の勢いを感じるはっきりした白黒のコントラストが特徴です。
イラスト展を企画したPLANNINGMARK浜中文夫さん「あのイラストはあの人が描いたんじゃないかとか、あのイラストはゲームの中で見たことがあるぞとそういった楽しみがあると思うんですね」
イラスト展は入場無料で今月末まで開かれています。