宮城県気仙沼市の震災遺構・伝承館では、地元の中学生や高校生24人が語り部活動を行いました。
今は伝承館となっている旧気仙沼向洋高校は、海からの距離が150mほどの近さだったもかかわらず、およそ170人の生徒は、校舎の屋上や近くの寺院に避難して全員が無事でした。
日ごろの訓練が迅速な避難につながったということです。
参加した女性「あぁそうだったんだなと初めて聞く話もここにきてありますね」
中学2年生の語り部「地域をひっくるめて防災意識を高めていけたら良いなと思って語り部を続けています」
中学生や高校生による語り部は、毎月1回行われていますが、今月は夏休み特別イベントとして9日から12日までの4日間にわたって実施されます。