宮城県松島町で16日夜、先祖の冥福を祈る瑞巌寺の伝統行事、大施餓鬼会が行われました。
松島町の海岸で行われたのは、約250年の伝統がある瑞巌寺の大施餓鬼会です。
施餓鬼会とは、飢えと渇きに苦しむ餓鬼たちに飲食を施し、お経を唱えることで、亡くなった人や先祖の冥福を祈る法要です。
海岸には高さ約3メートルの櫓が組まれ、供養のための焚き上げが行われました。
法要の後には、先祖の供養のための灯籠流しも行われ、2000基の灯篭が水面を照らしました。
また、東日本大震災で犠牲になった人を供養する花火大会も行われ、色鮮やかな花火が夜空を彩りました。
訪れた人「小さい時に花火を見たんですけど、全然覚えてなくて、10何年ぶりくらいにまた見に来ました」