父親がしがみついた状態で車を走行させ殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いで逮捕された25歳の男性について、仙台地検は嫌疑不十分で不起訴としました。

 仙台市宮城野区五輪の25歳の会社員の男性は8月、若林区荒井の路上で父親が車のトランクにしがみつき死亡する危険性が高いことを認識しながら数十メートル走行し殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いで逮捕されました。

 父親はトランクから飛び降りけがはありませんでした。

 この男性について仙台地検は「起訴して公判を維持するに足る十分な証拠を揃えられなかった」として、16日付けで嫌疑不十分で不起訴としました。