宮城県で1日、新たに719人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。また、患者1人が死亡しました。

 感染が確認されたのは、仙台市発表分365人、宮城県発表354人です。

 1日の感染者のうち、抗原検査キットや無症状者向けの無料PCR検査で陽性となり、陽性者サポートセンターに登録した人は82人です。

 年代別では、10歳未満108人、10代108人、20代109人、30代115人、40代104人、50代74人、60代53人、70代26人、80代17人、90歳以上5人です。

 宮城県の土曜日の感染者は、8月6日3035人、13日3182人、20日4782人、27日2561人、9月3日1636人、10日1277人、17日999人、24日325人、10月1日719人と推移しています。土曜日としては6週ぶりに増加しました。

 また、仙台市で80代の男性患者が死亡しました。

 塩釜市内の医療機関では、これまでに37人の感染が確認され、クラスターが発生しました。 

全数把握の見直しに伴い、市町村別の感染者数は重症化リスクが高いとして保健所に発生届が出された分だけが公表されています。

 大崎市9人、石巻市6人、多賀城市3人、亘理町・川崎町・山元町・栗原市・気仙沼市・利府町・登米市・塩釜市・名取市で各2人、白石市・岩沼市・東松島市・角田市・柴田町・女川町・蔵王町・富谷市・大河原町・大和町で各1人です。仙台市は発表していません。

 宮城県によりますと確保病床の使用率は、宮城県全体で15.7%(94/597床)、重症病床は5.5%(3/55床)、仙台医療圏に限ると18.3%(73/399床)、重症病床は7.5%(3/40床)です。

  宮城県によりますと、9月29日現在のPCR検査等の実施状況は、9月26日2620件(陽性815)、27日1918件(陽性1098)、28日1538件(陽性861)、コールセンターへの相談件数は、26日654件、27日449件、28日472件です。