宮城県石巻市の看護学校で、ナースキャップを授与する戴帽式が行われ、生徒たちは医療の現場で働く決意を新たにしました。
石巻市医師会附属准看護学校で、1年生27人の戴帽式が行われました。式では、名前を呼ばれた生徒たちが教員からナースキャップをかぶせてもらいました。
生徒たちは、ろうそくの光に包まれながら、看護師に必要な心構えを示すナイチンゲール誓詞(せいし)を読み上げました。
「我が生涯を清く過ごし、我が任務(つとめ)を忠実に尽くさんことを」
参加した学生「看護師としての気持ちが一段と強くなって、もっと勉強を頑張っていきたいという気持ちになりました」「患者さんの見えない声というものがあると思いますので、それを聞き取ることがコロナ禍でも大切なことかなと思いますので、そのような看護師を目指していきたいと思います」
1年生は2023年3月、石巻市内の病院などで約1カ月間、実習に臨みます。