冬の訪れを告げる渡り鳥が飛来しました。宮城県の伊豆沼に、今シーズン初めてハクチョウが姿を現しました。
栗原市と登米市にまたがる伊豆沼で、今シーズン初めてとなるハクチョウ2羽の飛来が確認されました。
10月7日の初飛来は、前年より4日遅く平年より3日早いということです。
宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団嶋田哲郎研究室長「寒波というかこの寒さによって北から渡ってきたと考えられます。ガンもハクチョウも例年通り、少し早めですけど飛来していますので順調に来ていると考えられます」
7日朝の宮城県は、上空の寒気と放射冷却の影響で冷え込み、築館と米山で4℃、仙台で8.1℃など、10地点で今シーズン1番の冷え込みとなりました。
伊豆沼・内沼環境保全財団によりますと、2週間後にはオオハクチョウも飛来し、2023年の1月にピークを迎えるということです。
伊豆沼周辺では、約3000羽のハクチョウが冬を過ごす見込みです。