生食用の県産カキの出荷が11日に解禁されるのを前に、宮城県石巻市で水揚げが始まりました。
石巻市渡波の養殖場では、早朝から30軒ほどの生産者が、約27トンのカキを水揚げしました。
11日の出荷解禁に向け、10日に水揚げの予定でしたが、悪天候が予想されるため作業を1日前倒しました。
水揚げされたカキは、やや小ぶりなものの、甘みがあるということです。
【カキ生産者 齋藤幸一さん】
「ここにきて身入りも良くなってきて、今後だんだん良くなっていくと思います。石巻のカキは小粒で生でも食べやすいのでぜひ生で味わってほしい」
カキは11日の朝、むき身にして入札にかけられます。
宮城県漁協では、今シーズン、昨シーズン同様の1600トンの出荷を見込んでいます。