新型コロナのオミクロン株に対応したワクチン接種について、仙台市はこれまで60歳以上の人などを対象としていましたが、17日から2回目までのワクチン接種を終えた12歳以上に対象を拡大しました。
若林区にあるこちらのクリニックでは、午前中から予約していた人たちが訪れ、オミクロン株のBA.1に対応するワクチンの接種を受けました。
オミクロン株に対応したワクチン接種について、仙台市はこれまで、国の方針を踏まえ60歳以上の人や基礎疾患がある人のうち、4回目の接種をしていない人などが対象でした。
しかし国が接種の対象を広げる方針を示したことから、17日から2回目までの接種を終えた12歳以上の人に対象を広げました。
接種を受けた30代女性「まだまだ感染者も増えてきているので、あと家庭も持っているので、やっぱり3回目は早く受けたいと思って受けさせてもらいました。安心できるかなと思います」
またオミクロン株のうち、感染の主流になっているBA.5に対応する新たなワクチンの第1陣が先週県内に届いています。
このクリニックではこれまでのワクチン接種で1日あたり最大で100人に対応してきましたが、BA.1対応ワクチンの予約は多い日でも15人ほどに留まっています。
七郷クリニック・阿部基院長「5型の対応のワクチンが10月の末、もしくは11月のはじめから供給されるということですので、それが始まってくると(接種の希望者が)もっと多くなってくるんじゃないかなという感じはしますけれども」
県内には11月上旬までに71万3700回分のBA.5対応ワクチンが到着する予定です。