震災後の宮城県石巻市で、津波に負けず開花した「ど根性ひまわり」が架け橋となり、石巻市の桃生中学校と兵庫県の中学校の交流が始まりました。

 交流会はオンラインで行われ、それぞれの中学校の生徒会メンバー約30人がこれからの交流会で取り組んでみたいことを話し合いました。

 「東日本大震災と阪神淡路大震災を経験した県として、避難所運営ゲームっていうのがあるんですけど、それを一緒にできたらいいなって」

 この交流会は、兵庫県で「ど根性ひまわり」の種を広める取り組みを続けている森田和彦さんが、兵庫県高砂市の竜山中学校と桃生中学校をつないだことがきっかけで始まりました。

 竜山中学校では6月にヒマワリの種をまき、8月に開花しました。

 桃生中学校1年生「この宮城県と兵庫県で繋がったきっかけを他の県でも、被災経験のない地域にも広げていけるように交流しながら努力していきたいです」

 2023年1月には、阪神淡路大震災の教材を使って両校合同でリモート授業を開催する予定です。