東北大学青葉山キャンパスに建設中の次世代放射光施設ナノテラスが、初めて一般に公開されました。

 2年後の運用開始を目指すナノテラスは、物質を原子レベルまではっきりと見ることができる巨大な顕微鏡に例えられます。

 25日に一般向けの見学会が初めて行われ、高校生など130人が訪れました。

 見学者「本当にすごい施設が宮城にできたんだなというのを感じました」

 見学会は、地元の人に活用の可能性を知ってもらおうと25日まで開かれていた国際放射光施設サミットの一環として行われました。

 放射光サミットでは、課題となっている気候変動に対して放射光施設を役立てるため、研究機関と産業界が密接に関わるとする宣言が取りまとめられました。