宮城県で30日、新たに1079人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。また患者1人が死亡しました。

 感染が確認されたのは仙台市発表分565人、宮城県発表分514人です。

 30日の感染者のうち抗原検査キットや無症状者向けの無料PCR検査で陽性となり陽性者サポートセンターに登録した人は154人です。

 年代別では10歳未満167人、10代224人、20代131人、30代147人、40代191人、50代106人、60代51人、70代35人、80代18人、90歳以上9人です。

 宮城県の日曜日の感染者は10月2日633人、9日451人、16日633人、23日708人、30日1079人と推移していて、3週連続で増加しました。宮城県の新規感染者数は9日連続で前週の同じ曜日を上回っています。

 クラスターは2件発生し、利府町の高齢者施設で6人、岩沼市の高齢者施設で7人の感染が確認されました。

 また90代の女性患者1人が亡くなりました。

 全数把握の見直しに伴い、市町村別の感染者数は重症化リスクが高いとして保健所に発生届が出された分だけが公表されています。 大崎市・栗原市で各10人、石巻市で8人、白石市・気仙沼市・塩釜市で各7人、登米市で6人、名取市で5人、柴田町・加美町・大和町で各3人、多賀城市・岩沼市・涌谷町・美里町で各2人、利府町・川崎町・七ヶ浜町・大衡村で各1人です。仙台市は発表していません。

 宮城県によりますと、確保病床の使用率は県全体で19.5%(117/599床)、重症病床は1.8%(1/55床)、仙台医療圏に限ると20.8%(83/399床)、重症病床は0.0%(0/40床)です。

 28日現在のPCR検査等の実施状況は、25日1866件(陽性1117)、26日1771件(陽性1042)、27日1532件(陽性883)、相談件数は25日436件、26日468件、27日481件です。