生後6カ月から4歳以下の乳幼児を対象にした新型コロナのワクチン接種が、宮城県川崎町で始まりました。
新型コロナの乳幼児向けワクチンは、10月24日から国内での接種が可能になりました。
県によりますと、県内の対象者は約6万8700人です。
川崎町では7日から始ま、り国保川崎病院では10カ月の女の子1人が接種を受けました。
接種を受けた女児の母親「重症化しないほうが良いと思いますので、なるべくならば早めに受けさせようかなと。時期になったら(他の予防接種は)すぐに接種していたので、全部接種し終わった段階で今回通知が来たので、すぐ確認して空いてるから大丈夫だ、一番最初にしよう、みたいな感じでした」
新型コロナの乳幼児向けワクチンは、従来型のワクチンが使われ3回接種します。
1回目と2回目は3週間の間隔を空け、2回目と3回目は8週間の間隔を空ける必要があります。
また、BCGやポリオなどといった乳幼児が通常受けている予防接種と同時には接種することができず、新型コロナワクチンを接種する場合、前後の2週間を空けなければなりません。
なお、仙台市では8日から乳幼児用のワクチンを医療機関に配送する予定です。
接種は小児科など個別接種のみで行われ、市はホームページで乳幼児の接種を受け付けている市内19の医療機関を紹介しています。
仙台市内の対象者は約3万6000人で、市では先週から年齢の高い順に接種券の送付を始めていて、今週は3歳の対象者に接種券が届くということです。