本格的な冬の訪れを前に、宮城県川崎町のみちのく杜の湖畔公園で雪の重みから松の枝を守る雪吊りの作業が行われています。

 みちのく杜の湖畔公園にある湯田河の松は、高さ約6.5メートル、樹齢は600年以上といわれ川崎町の文化財に指定されています。

 雪吊りは雪の重さで木の枝が折れるのを防ぐため柱や縄で補強する作業で、庭師などが高さ10メートルほどの支柱の先から約50本の縄を放射状に張っていきました。

 古積造園土木株式会社古積実専務「雪景色の中に鶴がいるような形になってとても美しいものになりますので、是非見ていただきたいと思います」

 湯田河の松の雪吊り作業は、18日まで続きます。