1日、仙台市青葉区の七十七銀行本店で、店員を脅し金を奪おうとしたとして強盗未遂の疑いで逮捕・送検された69歳の男性について、仙台地検は不起訴処分としました。

 不起訴処分となったのは、宮城野区幸町)のパート従業員の69歳の男性です。

 男性は1日、七十七銀行本店の窓口で爆弾に見立てた置時計をバッグから取り出し「爆弾を持っている」などと店員を脅して、現金を奪い取ろうとした疑いで逮捕・送検されていました。

 仙台地検は21日付で男性を不起訴処分にしました。その上で、医療観察法に基づいて適切な治療を受けさせるため、医療機関に入院させる申し立てを仙台地裁に行ったということです。

 仙台地検は「犯行時の精神状態等を考慮して不起訴にした」とコメントしています。