金融機関から住宅ローン約3000万円をだまし取った疑いで、3人の男が逮捕送検されました。このグループによる被害は、3億円に上ると見られています。
詐欺の疑いで逮捕送検されたのは、仙台市青葉区高野原の会社員、須藤徹容疑者(54)と、青葉区みやぎ台の会社役員、内藤宏樹容疑者(43)、そして千葉県東金市の会社役員、菊地一浩容疑者(51)です。
警察によりますと須藤容疑者らは2017年11月、泉区の金融機関でうその源泉徴収表を提出するなどして住宅ローンの借り入れ名目で、現金約3000万円を口座に振り込ませだまし取った疑いが持たれています。
警察の調べに対し、3人は容疑を認めているということです。
警察は指南役の須藤容疑者と内藤容疑者が実行犯を替えることで、同様の詐欺を少なくとも10件行い、被害総額は約3億円に上ると見ています。