宮城県登米市の長沼で、定置網を使ったワカサギ漁が本格化しています。

 長沼では5日からワカサギ漁が始まりました。

 登米市迫町の阿部正一さんは、5年程前から定置網を使った漁を行っています。

 2日前に仕掛けた網を引き揚げると、体長7センチほどのワカサギが姿を現し、16日は5キロを水揚げしました。

 長沼のワカサギは、水質の悪化と外来魚による食害で10年前にはほとんど姿が見られなくなりましたが、外来魚を駆除した効果もあり、徐々に増え始めているということです。

 阿部正一「前年より脂が乗ってるように感じております。天ぷら、そ唐揚げ、佃煮にしても結構良い味がするようです」

 長沼でのワカサギ漁は、3月上旬まで続けられます。