宮城県でインフルエンザの患者が増えています。特に仙南と石巻で急増していて、県は対策の徹底を呼び掛けています。

 県によりますと8日までの1週間に県内で報告されたインフルエンザの新たな患者数は171人で、前週より53人増えました。

 1医療機関当たりの患者数は県全体で1.80人と前の週の約1.5倍となりました。 保健所別の1医療機関当たりの患者数は、仙南保健所管内が3.86人と最も多く前の週の2.9倍となっています。

 次いで石巻保健所管内が3.08人で、こちらは前の週の1.9倍となっています。

 県は、冬休みが終わり小中学校での集団生活が再開したことで、今後更に感染が広がるリスクがあるとしています。

 そのうえで、インフルエンザウイルスと新型コロナウイルスが同時に検出された患者もいることから、対策の徹底を呼び掛けています。