宮城県で働く若い人材を確保しようと、2023年春に卒業する学生や転職者に向けた就職面接会が仙台市青葉区で開かれました。
宮城労働局が主催した就職面接会は、感染対策のうえで対面で行われ、宮城県の製造業や販売業など約90社が参加しました。
転職を含む就職市場は、コロナ禍からの経済活動の回復で、2022年以降宿泊業や飲食業で採用を増やす動きが増えたことなどから売り手市場となっています。
JA全農ラドファ矢口雅文採用担当「人手不足があるものですから、若い力が欲しいなと思い参加しました」
タカカツホールディングス杉田裕喜採用担当「売り手市場かなと思いますね。何かアクションを起こさないと応募が来なかったりというのはありますね」
会場には、この春に卒業する大学生や高校生に加えて、転職を考える社会人の姿も多くみられました。
社会人「色々な会社や業種、職種があるので今まで興味なかったものにも1回見てみようかなと」「コロナの影響で離職してしまって、アルバイトで生計立てていたがやりたいことのために就職しようかなと思って」
2022年11月末時点の就職内定率は、大学生は84.4%と、前の年より1.4ポイント上昇、高校生は88.1%で0.7ポイント上昇しました。
3月には2024年春の採用活動も控えていて、若手人材の競争激化が予想さます。