栗原市一迫地区の節分の恒例行事「春を呼ぶ裸たるみこし」が3日行われました。

 この行事は、地域に活気を呼び戻そうと地元青年会が1966年から行っていて、コロナの影響で通常開催は3年ぶりです。

 一迫青年会・山田匠会長「この季節に皆んなで神輿を担ぐというところにたるみこしの魅力があると思うので、3年ぶりに元気よく担ぎたいと思います」

 気温はマイナス2度、地元栗原や仙台などから参加した40人が重さ500キロほどある神輿を威勢のいい掛け声とともに担いでいきました。

 沿道からは冷たい「力水」が容赦なくかけられます。

 地元住民「やっぱりこれを見ないと春を迎えられないですね」

 参加者「地元を盛り上げてられたので良かったと思います」

神輿は、家内安全や無病息災を願いながら地区内を1時間かけて練り歩きました。