漁業への関心を深めてもらおうと、宮城県気仙沼市の小学生が遠洋マグロ漁船を見学しました。

 遠洋マグロ漁船の第18昭福丸を見学したのは、気仙沼市の松岩小学校の1年生31人です。

 子どもたちは、遠洋マグロ漁では船の上で1年間生活しながら漁をすることや、釣り上げたマグロはマイナス60℃ほどで急速冷凍されることなどを教わりました。

 児童「階段とか登ったり、食堂とかが見られて楽しかった」「遠いところにマグロ船は行くからすごいと思いました」

 企画したのは、気仙沼の水産会社などで構成する団体です。子どもの魚食離れを痛感する中、地元の基幹産業である漁業の大切さを知ってほしいと開催しました。

 気仙沼の魚を学校給食に普及させる会臼井壯太朗代表「やっぱり食の大切さ。生産者とか作ってくれる人、魚を取ってくれる人がいるから我々食が食べられるんだということを、子どもたちに気付いてもらいたいなと思っています」