khbでは、子どもの笑顔を広げようキャンペーンを行っています。khb本社で開催した子育て応援イベントで子どもたちを夢中にさせていたのは、段ボールのおもちゃでした。
子育て世代が交流できる場を作ろうと13日、仙台市太白区あすと長町にあるkhbで子育て応援イベントが開催されました。
この日は、仙台市在住の未就学児とその保護者54人が参加。アナウンサーによる絵本の読み聞かせや、子育てについて話し合う育児トークなどが行われました。
参加者「地域で交流する場があるというのは、子育て世代にとってはありがたい」「室内で遊べる所は本当に助かります。もう毎週やって欲しい」
特に子どもたちが夢中になっていたのが、段ボールでできたブロックのおもちゃ、その名も段ブロックです。
参加者「投げても大丈夫そうですし、結構乱暴に扱うので」「安全だし軽いし、いろんなものが自由に作れて楽しんでいるから良かった」
一つ一つが積み木のようになっているブロックが4種類。それぞれを組み合わせることで、思い思いの形に。
子ども「楽しい」母親「今何作っているの」参加した子ども「船」
参加者「決まった遊びしかできないおもちゃと違って、子どもの想像力をかき立てられるところが面白い」
今回、イベントに協力してくれたのは宮城県塩釜市で段ボール製造会社を営む佐藤さんです。段ブロックを開発したのは7年前。子どもたちが遊ぶ姿からヒントを得たといいます。
佐貞商店佐藤亘社長「娘たちが通う幼稚園に寄付していた段ボールで、子どもたちがすごいもの作るんです。多いに触発されまして、楽しくて良いんだと思った時に生まれたのが段ブロックです」
子どもたちの自由な発想から生まれた段ブロック。段ボールは、ほぼ100%リサイクル可能な包装材であることからSDGsの観点からも注目を集め、さまざまな場面で活用されるようになりました。
佐貞商店佐藤亘社長「ただ組み立てるだけではなくて、集団でいろんなものを作り上げるとか教育の場面であるとか、そういったところでも使っていただくようになっています」
仙台市科学館では、段ブロックを使った巨大迷路を展示。更に2022年から東京や福岡などのショッピングモールでも活用されるようになり、全国に広がりを見せています。 使い方は無限大。段ブロックが子どもたちの心を育み、笑顔を広げます。
佐貞商店佐藤亘社長「多くの子どもたちが段ブロックに触れる機会を作っていきたい。地域の子どもたちが明るい生活を送れるようになれば、その地域も良くなる。そこを目指していきたい」
安全でエコな玩具なのは親としても安心ですし、想像力も掻き立てられるので、どんどん子どもたちが笑顔になっていく姿が印象的でしたなど
今回、佐藤さんが子どもたちのために使ってほしいと、段ブロックをkhbに寄贈してくれました。今後も子育て応援イベントなどで活用し、子どもたちの笑顔につなげていければと思います。